ユーベルブラットを三行で紹介

  • 剣と魔法の(ダーク)ファンタジー世界
  • 主人公は元勇者一行のリーダー的存在
  • 裏切られた主人公の復讐劇

ユーベルブラットの作品概要

ユーベルブラット は、 塩野干支郎次 によって ガンガンYG、ヤングガンガン、増刊ヤングガンガンビッグ、月刊ビッグガンガン(スクウェア・エニックス) で2004年から2019年まで連載されていたファンタジー漫画作品です。

現在は連載が終了しており、単行本は全24巻 です。
0巻~23巻 という珍しい構成になっていますが、0巻から読み始めて問題ありません。

ユーベルブラットのあらすじ

物語の舞台は、妖精や魔物、魔法が存在する世界「サーランディエン」にある、サーラント帝国。 神託暦3968年、帝国は結界の向こうから現れる異形の魔物「闇の異邦(ヴィシュテヒ)」の脅威に晒されていた。 時の皇帝は14名の勇者に聖なる槍を与え、「闇の異邦」を封じる使命を命じた。 旅の最中、3人が犠牲となり、彼らは「尊き未帰還者」と呼ばれた。 その後に4人が「闇の異邦」に寝返り、彼らは「裏切りの槍」と呼ばれ、残った7人に討たれた。 そして神託暦3972年、残る7人は封印の使命を果たし、彼らは「七英雄」として称えられ、人類は束の間の平和を手に入れた。 しかし、歴史の真実は異なっていた。 実際に命を賭して「闇の異邦」を封じたのは「裏切りの槍」と呼ばれた4人の方だったのである。 「七英雄」は途中で怖気づき、使命を放棄しただけでなく、使命を終えて戻った4人を己の名誉のために殺害したのだった。 瀕死の傷を追いながらも生き延びた帝国最強の剣士「アシェリート」は 自分と仲間をあざ笑いながら切り刻んだ真の裏切り者である七英雄への復讐を誓い、妖精の力を得て亜人となって蘇った。

Wikipediaより引用

ユーベルブラットの個人的な評価・感想

項目 評価
ストーリー ★★★★☆
アクション ★★★☆☆
キャラクター ★★★★☆
総合評価 ★★★★☆

※あくまで個人的な評価ですので、参考程度に留めてください。

ユーベルブラットのストーリーの感想

主人公の ケインツェル が、帝国民から 七英雄 と称えられている7人に復讐をするというストーリーです。

事情を何も知らない帝国民からすれば英雄を殺そうとするケインツェルは帝国の敵ですし、反発は大きく、最初は味方もいません。

ケインツェルも 使命の旅 の真実については 「誰も信じるはずがない」 という理由から公表する気もありません。

そんな中でも辺境の民を救い続けることによって次第に真実を知ってしまった人間などがケインツェルに協力し始めます。

復讐の際に、使命の旅の最中の過去の仲間たちとの思い出が語られるんですが、その描写がなかなか悲しい気持ちにさせてくれます。

実際にどのように復讐劇が進んでいくかは、漫画を読んでもらいたいですね。

正直に言うと、途中までは好きな流れでした。途中までは。

後半の 戦争編 とでも言う章に入るんですが、それまでは ケインツェルvs七英雄 として描かれていたところが 七英雄vs七英雄 のような展開になっていき、復讐劇感がちょっと薄れてしまったなぁ というのが残念でした。

まあでもストーリー全体として見ると、すごく面白かったですね

ユーベルブラットのアクションの感想

好みの問題なんですが、僕 生身の人間のバトル描写 が好きなんですよ。

たとえば 拳vs拳 だったり 剣vs槍 だったり。

前半は剣vs剣剣vs魔物剣vs兵器 の描写が中心なので好きな感じでしたが、先述の 戦争編 に入ると次第に 兵器vs兵器 の描写が増えてきてしまったのであまり好みではなかったですね。

そういったところで★は3つにしました。

ユーベルブラットのキャラクターの感想

キャラクターの数がかなり多いため、一部のキャラクターが活躍するシーンが少なくなってしまっています。

また、七英雄も極悪非道なやつらだとは言え一部は哀れみを感じます…。バレスター…

そして、ケインツェル の強さが突飛しているので、一部を除けば ケインツェル と肩を並べて戦えるキャラクターがいないんですよね。大体が補助程度になってしまうというか…。

でもそれが残念だなぁと思えるくらいには各キャラクターの個性が立ってるって感じでしょうか。

ユーベルブラットの全体的な感想

主人公の ケインツェル はたしかに元帝国最強剣士ではありますが、ちょっと前から流行りの 俺TUEEE系作品 って感じではないです。

脆弱な身体なので元の肉体のときの剣技は 身体に負担がかかる 上に十全の威力は出ません。

苦戦をしつつ勝っていく描写が好きな方はぜひ読んでみてください。

ベルセルク のようにファンタジー世界ではあるけど平気で人は死ぬわ。殺すわ。

というような ダークファンタジー といった漫画が好きな人にはおすすめの作品です。

ユーベルブラットの主な登場人物

ケインツェル

主人公

裏切りの槍の1人である元帝国最強剣士の アシェリート が死の淵で妖精を喰らい生き延びた姿。
月の光がないと力を発揮出来ず、月の光を浴びても元の体の時よりは脆弱な身体の為、過去ほどの剣技は使えない。

アト

クシャールンド首領家第三王女

物語の最序盤でケインツェルと遭遇するが、その後とある理由で復讐をするためにケインツェルの前に現れる。
最終的には和解しケインツェルの正体と事情を知り、ケインツェルの味方として行動を共にするようになる。

ピーピ

ミルエル・ミラエル族 の少女。

ミルエル・ミラエル族は妖精の血が濃い種族のため、強力な精霊魔法を身につけることができる。
ピーピ は本名ではなく、ケインツェルがピーピを助ける際に咄嗟につけた偽名。
最後まで本名明かされなかった…。

グレン

七英雄のリーダー格

真の英雄であるアシェリートを含む4人の殺害を提案した 使命の旅 のメンバー。
現在は七英雄として、候爵 として善政を施しており、民からの人気も高い。